窓ガラスの施工方法

窓ガラスにはいくつか施工方法があります。

グレチャン施工
グレチャン・ビートと呼ばれるゴムを使用してガラスとサッシを固定する施工方法。
網入りガラスのエッジは防錆・防水処理されていますが、グレチャン・ビート施工では、隙間から雨水や結露の水が浸入しやすいので、エッジ部分が錆びやすく、熱割れしやすくなります。(写真は築27年の建物のグレチャン施工の網入りガラスエッジの錆)
一般的な戸建て住宅は、ほとんどがグレチャン施工です。
※網入りガラスのエッジは防錆塗料・テープ・シリコンコーキング等で処理されるようです

グレチャンとビートの違い
グレチャンはコの字のような形で、ガラスの縁に付けてからサッシにはめ込みます。
ビートはガラスをはめたサッシに、内と外の両側から、隙間にビートを押し込んでガラスをサッシに固定します。
※グレチャンの正式名称はグレージングチャンネルです




シリコンコーティング施工
シリコンコーキングをサッシとガラスの間に入れて固定するシーリング施工。グレチャン・ビート施工よりも熱割れしにくい施工方法です。また網入りガラスの場合、水の浸入を防げますからエッジが錆びにくくなります。(写真は築27年の建物のシーリング施工の網入りガラス)分譲マンションや店舗に使用される大きなガラス等ではシーリング施工が多いです。グレチャン施工よりも時間と手間が掛かる施工方法です。

Fix・はめ殺し窓・固定サッシ

Fix(固定サッシ・はめ殺し窓)
開け閉めできない窓ガラス(Fix・はめ殺し窓・固定サッシ)は、可動サッシのガラスよりも熱割れしやすいので、着色系フィルムや遮熱系フィルム選定には十分注意して下さい。

熱割れしやすい環境(1)

厚手のカーテンの方が熱割れしやすい
薄手のレースのカーテンよりも、厚手で熱を吸収する色のカーテンを使用すると熱割れのリスクは高まります。
フィルム等を貼っていなくても、ガラスが熱割れしてしまう場合は、薄手のカーテンに変えたり、カーテンを窓ガラスから10~20cm以上離す等すると熱割れしにくくなるはずです。

無断使用禁止

窓ガラスの熱割れ対策(6)棚で塞がない

本棚・食器棚で窓を塞ぐ
たまに本棚や食器棚で窓ガラスを塞いでいる人がいますが、これも窓ガラスの熱割れの原因になるので、しないようにしてください。

無断使用禁止

窓ガラスの熱割れ対策(5)洋服や洗濯物をガラスに密着させない

洋服や洗濯物をガラスに密着させない
カーテンレールに洋服や洗濯物を掛けている人がいますが、これも窓ガラスに服が密着していると、熱を吸収してしまい熱割れの原因になりますからしないようにしてください。

無断使用禁止

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