施工液について

フィルム貼り用の施工液で入手しやすい有名な物はフィルムオンやリンテック・リアルパーフェクト等があります。
リアルパーフェクトは低粘着なフィルムや防犯フィルムの施工では使いやすいと感じますが、ガラスやフィルムの種類、施工時の環境(温度)等によっては施工性が悪いと感じます。リアルパーフェクトは液がヌルヌルしていないのでガラスとフィルムの相性が悪いとベタベタ、ガラスにくっついてしまいます。
個人的にはフィルムオンの方が液がヌルとしていて使いやすいです。ただ両製品とも気になるのが肌荒れです。食器洗い用の中性洗剤と違って肌に優しくないので使うとガサガサになります。冬場はつらいです。
結局一番使いやすく施工性が良いのは中性洗剤だったりします。一般的に施工液は中性洗剤の濃度0.1~0.15%程度のものを使用とされていますが、フィルムの種類によっては初期接着が弱いものもあれば、強いものもありますし、気温やガラスの種類によっても変わってきますので作業環境に合わせた調節が必要です。中性洗剤を入れすぎると接着しにくく施工性が悪くなりますし、少なすぎても部分的にくっついて水と空気がうまく抜けなくなります。
また中性洗剤も色々な種類がありフィルムの施工に向いていない製品もあるので注意してください。

![]() 【フィルム施工液】【CS施工用】リンテック リアルパーフェクト 1L(計量カップ付き) |
![]() フィルム施工具 フィルムオン(品番K:33-6042)946ml |