施工液(水溶液)について(2)

では、なぜ水玉になるのはダメなのか?ガラス全体が水で濡れていなかればいけないのか?と疑問に思うでしょう。

写真では、わかりにくいので図で説明します。
フィルム施工・ガラスに水を吹きつける
ガラスにウインドウ・フィルムを乗せる

適切な濃度の施工液なら、ガラスにくっつかず、水の上に乗ってる状態なので、フィルムの位置調整が可能です。
中性洗剤の量や水の量が少ないと、フィルムが部分的にガラスについてしまい位置調整ができません。

ウインドウ・フィルム水抜き

水に浮いた状態ならば、スキージーやヘラ等を使用して、綺麗に水と空気を抜くことができます。
部分的にフィルムがガラスについてると、水や空気が綺麗に抜けず、気泡だらけになってしまいます。

フィルムの説明書には水に中性洗剤を入れる事と、まんべんなく、たっぷりと水を吹きつける事が記載されていますが、初心者はなぜ中性洗剤や水をたっぷり吹きつける必要があるのか理解できないので失敗してしまいます。

最後にフィルムを貼り終わった後、フィルムが歪んで見えたり白く斑になったりします。これはスキージーで圧着してもガラスとフィルムの間に、まだ水が残っているためです。
ウインドウ・フィルム施工後の水残り現象
写真わかりにくいですが、上の方に見える白い斑点になっているのは水が残っている為です。これは一時的なもので乾けば消えます。放っておけば自然に消えますので強く押したりしないでください。

何も説明しないと気泡だらけだ、貼り直せと言われてしまいますが、決して失敗したわけではないので安心してください。

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